神話

(23)ギリシャ神話で英語:ヘラクレス12の試練(7番目と8番目)

神話や古典など、名作と呼ばれるものは古来から長期間にわたって

人の心を動かしている。

その秘密とはいったい何なのだろうか。。。


「いつの時代も人は変わらない」ということなのだと思う。

人は感情で動く生き物である。

いくら論理的に正しいと分かっていても、

人が動かされるのは感情が動いてからなのである。

そんな感情が動く秘密が隠された神話を使って英語を学んでみよう。

ヘラクレス12の試練7番目と8番目を英語で 「Hercules」『Wikipedia』。2021年11月21日 (日) 21:19 UTC、URL: https://en.wikipedia.org/wiki/Heracles

7番目:クレタの牡牛:Capture the Cretan Bull

クレタ島の王ミノスを罰するためにポセイドンは牡牛を凶暴にした。

そのクレタの牡牛を捕まえるのが今回の試練。

ヘラクレスはミノス王に、

「ちょっと手伝ってよ。」と言ったが、

ミノス王は、

「いや、わし無理。」と言って断った。

結局素手で格闘してこの牡牛を捕まえることに成功した。

(英語で読んでみよう)

The harmful bull was laying waste to the lands in Crete. It embodied the rage of Poseidon. Hercules captured it by himself.


8番目:ディオメーデースの人食い馬:Steal the Mares of Diomedes

ディオメーデースの人食い馬とは人を食らい、怪物的な馬であった。

ヘラクレスは人食い馬を連れ出すことに成功したが、

ディオメーデース王が追いかけてきた。

ヘラクレス、「しつこい奴らだ。」

そこで従者の少年に対して、

「ちょっとこの馬を見ていてくれ。」

従者の少年、「え?そ、そんな!」

ヘラクレス、「大丈夫だよ。ほんの十分くらい。」

戦いが終わり馬の元に戻ってきたヘラクレスは

従者が食べられてしまったことを目撃する。

ヘラクレス、「あ!ごめーん!」

従者(だから言ったのに!)

(英語で読んでみよう)

Stealing the horses from Diomedes’ stables that had been trained by their owner to feed on human flesh was his next challenge.

Hercules left the horses in the charge of his companion, while he left to fight Diomedes. Upon his return, Hercules found that the boy was eaten.

終わりに

今回はヘラクレスの12の試練のうち7番目と8番目を英語で学んでみた。

下のリンクにある無料PDFも更新しているので、まだゲットしていない人はぜひゲットして欲しい。

同じカテゴリーの他の記事へのリンク

無料PDFはこちら→無料PDFを手に入れる

無料スピーキング道場はこちら→無料スピーキングを行う

(24)次回の記事:ギリシャ神話で英語:ヘラクレス12の試練(9番目と10番目)

(23)今回の記事:ギリシャ神話で英語:ヘラクレス12の試練(7番目と8番目)

(22)前回の記事:ギリシャ神話で英語:ヘラクレス12の試練(5番目と6番目)