英語プラスで必要な事とは?(フランス編)

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イギリスから戻り、2~3日後、俺は一次試験結果通知の手紙を手にしていた。

開けると結果が分かる。

合格ならとりあえず勉強は休止できるどきどきしながら封を開ける。

中から手紙を取り出し、、、

一次試験合格」の文字が!

良かった。これで二次試験面接までは自由の身だ。

バイトをしよう。

ネットでバイトを探すこと2~3時間。

イギリスでの刺激的な日々が忘れられない。

何となく「海外・バイト」の文字を打ち込んでみた。

すると「フランスでの仕事」がヒットした。

詳細を読んでみると期間は1か月ほど。

2次試験までぴったりの期間だ。

時給もいいし、飛行機代、アパート完備、完璧だ!何も考えずに申し込んだ。

申し込みから2~3日たっただろう。

何の返事もない

条件もいいし競争率も高いのだろう。

待っていてもしょうがない、他のバイトを探そう。

親もフランス行きには反対だった。二次試験に集中して欲しいようだ。

バイト探しをしつつ、読書にも励んだ。

そんな時に「思考は現実化する」というナポレオン・ヒルの本を読んだ。

人生とは結局自分の思ったことでできているのだ。

内観し、今本当にしたいことを考えてみた。

答えは、海外に行きたい、だった。

するとその夜フランスバイトの会社からメールが届いていた。

書類審査合格

二次審査の案内だった。

周りの反対意見には惑わされずに、3日後には二次審査の場にいた。

英語での面接だったが、そのころのボクはすでにTOEIC900を超えており、スピーキングも独自練習のおかげでばっちりだった。

その日には合格が告げられ一週間後にはフランスに到着していた。

France

会社の中では日本人4分の1、残りがフランス人という感じだった。

仕事後は自由だった。近くのスーパーに行くだけでも刺激的で楽しかった

ただし外では英語は全く通じなかった。

英語があればヨーロッパは大丈夫だと思っていたボクはショックを受けた。

会社では、日本人は器用でまじめに仕事をやってくれるイメージがあるらしい。

そういうわけで、日本人を雇いたいという会社の方針だった。

コミュニケーションのため会社では英語が使われた。

なんだよ、フランス人も英語話してくれるんじゃないか。

夜は毎晩石畳の町中にあるおしゃれなレストラン

土日は観光でフランスを満喫できた。

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絵を描くのが好きな俺は美術館などを見て回れたことも貴重な経験になった。

フランスでは一か月の経験だったが、すべてが貴重な経験になった。

フランスでは英語がほとんど通じない。

日本人としてのイメージ、そのおかげで雇われた。

美しいフランスの街並みや芸術

ボクは改めて海外に来た意味を理解した。

英語はただの道具でそれを使って何をできるかが大事なのだ。

これからは自分にできること、興味があることは何なのかを追求していこう。

日本に帰国した後は、就職試験の二次試験を受け、無事に合格することができた。

その後は就職するまでの間、バイトと英語勉強を続けながら、自分に問い続けた。ボクの興味あることって何なんだろう。

海外に行きたいと思っていたが、その過程で見つけた興味あることで、それは英語の勉強だった。

ボクは英語を道具だと考えているが、それを見失わないために楽で楽しく英語を勉強する方法を考えていこう。

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