言葉というのは歴史的、文化的に変化したりする。
似た単語や、間違いやすい単語など
そのまま放置しておいて、
「また、あとで調べよ!」といって放置しがちだ。
英語を勉強していて、ある一定のレベルまで到達すると
伸びが横ばいになってしまう状態がある。
誰にも訪れるので心配しないでほしい。
なぜ水平飛行してしまうかというと、
分からないところをそのままにしておくからである。
分析と攻略をたまにしていくことが英語勉強のこつである。
今日は間違いやすい単語を三組勉強してみよう。
似た単語①「heavenとparadise」②「movie, film, video」③「itとthat」
①「heaven」と「paradise」
まずは英英辞書を調べてみよう。
heaven: The home of God, the angels, and the souls of those who are granted salvation.
paradise: An intermediate resting place for righteous souls awaiting the Resurrection.
上だけの訳をみてみると、
「heaven」の方が、神とか天使とかが暮らしている
より宗教的で特定の「天国」というものを指しているようだ。
「paradise」の方が、魂が救済を待っているための
途中の場所というような意味になるようだ。
②「movie」と「film」と「video」
まずは英英辞書を見てみよう。
movie: A recorded sequence of film or video images displayed on a screen with sufficient rapidity as to create the illusion of motion and continuity.
film: A movie, especially one recorded on film.
video: A sequence of images processed electronically into an analog or digital format and displayed on a screen with sufficient rapidity as to create the illusion of motion and continuity.
語源の意味としては3つとも似たようなものだ。
それでは文化的な意味から違いをもって使われるように
なったようだ。
結論から言うと、
「movie」は映画、主にアメリカで使われる。
「film」も映画だが、主にイギリスで使われる。
ドキュメンタリーなどのような映画はどちらかというと「film」が
アメリカでもイギリスでも使われるようだ。
そしてYoutubeとか、スマフォで撮影したような動画は「video」となる。
③「it」と「that」
「It’s nice!」なのか「That’s nice!」なのだろうか?
迷ったことがある人も多いだろう。
「it」は一度会話に出てきたある特定の物を引き続き使う場合に使われる。
「he」とか「she」の物バージョンに置き換えると分かりやすい。
「that」は前に出てきた「節や文」に対して使われる。
終わりに
今回は3組の間違いやすい単語を紹介してみた。
めんどくさいと思うので疲れない程度に
気がむいた時に読んでくれればいいと思う。
人生は英語がすべてではないのだから。
同じカテゴリー他の記事へのリンク
(14)間違いやすい英語「get out」「go out」など
(13)間違いやすい単語3組「heaven, paradise」など