「あだ名は何でもいいよ、ベンゾーとかよく言われるよ」
べ、べ、勉三?
外国人なのに、勉三って?
これはボクがオーストラリアにいたころの話だ。
バックパッカーズホテルに泊まった時のこと。
そこで出会ったのはベンというオーストラリア人の
男性だった。
気さくでノリがいい感じだった。
「おれの名前はベン。ベンでもいいし、ほかに呼びたい方法があればなんでもいいよ。ベンゾー、ベンジー、ベニーとか」
おれの中では「ベンゾー」しか残っていなかった。
ベンゾーと言えば「勉三さん?」
なんか日本的に聞こえたのだが、
後で調べてみると「ベン」は「ベンジャミン」の省略形で、
あだ名は「ベンゾー、ベンジー、ベニー」などがよくあるらしい。
ちょっと話はそれるが、
バンパイアダイアリーズという海外ドラマの中でも
「エンゾー」というキャラクターがいたのを覚えている。
それでは今回テーマであるナウシカで英語を学ぼう。
今回は2巻の途中からセリフを6つピックアップしている。
主に戦闘などで使われている場面なので
ゲームなどで役立つはずだ。
ナウシカ2巻の中から
①敵襲!
ドルクの軍に攻撃されるクシャナ軍。
英語で言うと、
「Incoming!」
なるほど、こういう言い方をするとネイティブっぽい。
②銃列(じゅうれつ)をひいて各個に撃て!
ドルク軍の攻撃に対して対抗するクシャナ軍。
英語で言うと、
「Foam a rifle line! Fire at will!」
ゲームで使えそうなセリフだ。
③銃座に人を配置しろ!
なんとか持ち直そうとするクシャナ軍。
英語で言うと、
「Man the turrets!」
turret: 砲塔
④敵の兵力はたいしたものではなさそうだ。重火器もない。なのになぜドルク得意の夜襲を選ばぬ?
何か作戦があるのだと読むクシャナ。
英語で言うと、
「Their numbers seem insignificant. They have no heavy weaponry. Yet why didn’t they launch a night attack, the Dorok specialty?」
insignificant: たいしたものではない
night attack: 夜襲
specialty: 得意な事
⑤陽動(ようどう)だとおっしゃるのですか?背後に大軍が隠してあるとか。
クシャナの考えに対して意見を述べるクロトワ。
英語で言うと、
「You think it’s a diversion? A mighty army lies hidden behind our backs?」
diversion: 陽動作戦
⑥敵は退却を始めました。伏兵もいません。ただの偵察隊でしょう。
すぐに退却し始めるドルク軍。
何かあやしい。
英語で言うと、
「The enemy’s giving ground. No ambushes, either. They must have been a recon unit.」
give ground: 道を譲る
ambush: 待ち伏せ
recon: 偵察
終わりに
今回は外国人の名前について話をしてみた。
ベンゾー、エンゾー、ハンゾーなど
ボク的にはなんとなく面白く聞こえる
あだ名もある。
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(8)今回の記事:ナウシカで英語・外国人の名前について
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