
日本語は基本的に日本国内で話されている。
日本語でも、北海道弁、秋田弁、標準語、
関西弁、広島弁、九州弁などというように
多様になまりがある。
英語が第一言語なのは主に、カナダ、アメリカ、
イギリス、オーストラリア、ニュージーランドになる。
よって国によってなまりが違ってくるのは当然のことだ。
その中でも大きく分けてアメリカ英語に近いものと、
イギリス英語に近いものに二分される。
アメリカ英語はアメリカとカナダで、
イギリス英語系が、
イギリス、オーストラリア、ニュージーランドと分かれる。
まずはアメリカ英語とイギリス英語の違いについて書いて、
その後でオーストラリアとニュージーランド英語について
書いてみたい。
なお今回の記事では発音に注目して書いていくことにする。
アメリカ英語とイギリス英語の違い

日本の英語教育ではアメリカ英語が採用されている。
日本でよく見かける映画や海外ドラマもアメリカ生まれの
作品が多いので日本人はアメリカ英語の方が比較的なじみが
あると感じる。
しかし最近では「ハリーポッター」など
イギリス英語に触れる機会も増えてきた。
①「t」の発音について
アメリカ英語の発音では「t」が母音にはさまれた場合、
「らりるれろ」の発音に近くなる。
例えば、「put it down」が「ぷろいっだうん」みたいな感じ。
②「æ̀」(アッシュ)の発音。
「æ̀」(アッシュ)は「あ」と「え」が混ざったような音で、
アメリカ英語はこの音が強い。
③「o」の発音
アメリカ英語では「hot」を「はっと」、
「coffee」を「かーふぃー」みたいな感じ。
④「r」の発音
アメリカ英語の方が巻き舌に聞こえる。
以上の4つが主な発音の違いになる。
イギリス英語の発音を聞きたいのならば
イギリスの番組を見ることをお勧めする。
個人的に好きなイギリスのドラマは
「ドクターフー」である。
Youtubeとかでも「イギリス英語」と検索すれば
たくさん上がってくると思う。
アメリカ英語とイギリス英語の違いは
日本の標準語と関西弁の関係に似ている。
海外ドラマとかでたまにネタで取り上げることだが、
アメリカでイギリス人がイギリス英語を話すと
もてるというネタである。
その逆でアメリカ人がわざとかっこつけるために
イギリス英語を話したりするネタもある。
オーストラリアとニュージーランドの英語

OZとNZは基本的にはイギリス英語の流れである。
そして発音も似ている。
≪まずはオーストラリアの発音について見てみよう。≫
①「エイ」が「アイ」の発音になる。
例えば「マンデイ」が「マンダイ」になる。
知識としては分かっていたのだが、
実際に自分がオーストラリアに行って
こてこてのオーストラリア英語で話されると
理解できなかった思い出がある。
②語末の「er」などの音が「あ」に変わる。
例えば「water」が「うぉーた」となる。
≪次にニュージーランド英語を見てみよう≫
①「い」が「う」となる。
例えば「fish and chips」が「ふっしゅあんどちゅっぷす」
②「え」が「い」
例えば「every」が「いぶり」
③「あ」が「え」
例えば「cat」が「けっと」
これらの点を意識してOZとかNZの番組を見てみると
新しい発見があるかもしれない。
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