夜空に輝く月夜。
オーストラリアにいるときに、周りに何もない砂漠の真ん中でキャンプをしたことがある。
月が雲に隠れると何にも見えないが、月が顔を出すとものすごく明るかったのを覚えている。
旅の仲間の中にフランス人がいたのだが、彼によると、フランスのことわざでは、「満月の日には月を見てはいけない」みたいな感じの言葉があるらしい。
ある統計では満月の夜には犯罪率が高くなるとか。
確かに人間の体の70パーセントは水でできており、海の満ち引きが月の引力と関係していることを考えると、月が人間に何らかの影響を及ぼしていると考えてもおかしくはない。
狼男の伝説でも、狼男は満月を眺めると狼に変身する。
ボクはこのような神話や伝説は何か真実を伝える何かがあるのだと思う。
ドラゴンボールでも、月を見て変身する男がいた。
彼の名前は「男狼」。狼男とは違い、満月を見ると人間に変身するのだ。
一回目の天下一武道会において、ジャッキーチェンが月を破壊してしまったので、男狼はジャッキーチェンのことを恨んでいた。
そこでクリリンの頭を月の代用として使用したのだ。
その他、クリリンには鼻がなかったりと、冗談キャラとしてところどころで利用されている。
今日はクリリンが絡むおもしろかった場面を二つ紹介して、それを英語で学んでみよう。
一つ目。クリリンが初めて登場したシーンである。
クリリンを見た悟空の一言。
悟空:「お前の頭、パチンコ玉みたいだな」
クリリン:「何だと?武道家たるもの頭を剃って、気を集中するんだ!」
(日本語版が手元にないのでセリフが少し違っていることをご了承いただきたい)
世の中のことをほとんど知らなかった悟空が、なぜパチンコのことを知っていたのか謎が残るが、このシュールな一言がおもしろかったので紹介してみた。
英語で言うと、
Goku:「Your head looks like a pachinko ball.」
Kuririn: 「How dare you are? All who aspire to master the martial arts shave their heads in order to unfetter their chi!」
aspire (熱望する、切望する)
unfetter (解放する)
それでは二つ目。二回目の天下一武道会での場面である。
チャオズがクリリンを見て一言。
チャオズ:「たこ。」
クリリン:「なんだと?お前だって毛がないじゃないか!たこ!」
無表情のチャオズから放たれたこの一言。
いつもこんな感じの扱いを受けるクリリン。
それでは英語で言うと、
Chaoz:「Octopus.」
Kuririn: 「You’re as bald as I am! Octopus!」
以上二つの場面を紹介してみた。
ドラゴンボールにはいろんな場面があり、本当におもしろい。
これからもいろいろ紹介していきたい。
他のドラゴンボールの記事へのリンク
(4)ベジータとナッパ襲来
(3)今回の記事:クリリンに対する名言
(2)かませ犬ヤムチャの名言
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