「こんな言葉まで知ってるとは!」
「お前はスマートだ」
オーストラリアに住んでいる時に
アパートをシェアしていた。
一緒にシェアしていたのはイギリス人男性の
フランクだ。
フランクはボクと話をするのが楽しかったらしく
いつも夕方から夜まではフランクとの会話が
日課になっていた。
いろんなところに買い物に連れて行ってもくれたし、
遊びにも連れて行ってくれた。
そんなフランクがボクによく言っていたのが
「Pesooはネイティブスピーカーじゃないのに語彙力や慣用句をたくさん知っていて驚くよ。おかげで私は苦労しなくて話すことができるから助かるよ」
他の場所でも、
「Pesooはスマートだ」
などオーストラリアや海外ではよく言われていた。
ボクが分析するところによると、
その理由は語彙力と慣用句である。
これは想像してみたら分かると思う。
例えばアメリカ人が目の前にいて日本語を勉強して
日本語を話しているとしよう。
難しい漢字や慣用句を使いこなしているだけで
賢く見えると思う。
同じことが英語でも言えるのである。
語彙力を上げるのが退屈だと言う人は、
英語の慣用句を覚えることをすすめている。
英語の慣用句だとそんなに難しい単語は
使っていないので比較的頭に入ってきやすい。
さて今回のテーマは海外ドラマ「フレンズ」の中で
使われているイディオム・慣用句を覚えてみることだ。
シーズン1の第一話の中からの会話で使われている
イディオム・慣用句をピックアップしてみた。
シーズン1の第一話「The One Where Monica Gets a New Roommate」
1: I realized that I was more turned on by this gravy boat than Barry. (Rachel)
「turn on」刺激する、興奮させる、ムラムラさせる
「gravy boat」グレービーソースなどいれる舟型の容器
「Barry」はレイチェルの結婚相手
結婚式から逃げ出したレイチェルの本心。
2: I guess I should have caught on when she started going to the dentist four or five times a week. (Paul)
「catch on」理解する、意味を悟る
モニカのデートの相手であるポール、
彼女に浮気をされていたことを話す。
3: Steer clear of you! (Paul)
「steer clear of」~をさける
モニカは浮気をされたときに
相手のバスタオルを切り刻んだらしい。
4: Hi, machine cut me off again. (Rachel)
「cut off」進行を妨げる
電話をしているレイチェルのセリフ。
5: Ever since she walked out on me. (Paul)
「walk out on」~の元を去る、~を見捨てる
彼女に捨てられて以来、
あれを行っていないというポール。
6: While you are on a roll, if you feel like you got make like a Western omelet or something. (Joey)
「on a roll」うまくいっている
初めてコーヒーを作ったと言うレイチェルに対して
「調子がいいついでに」と言って頼もうとする。
7: I take credit for Paul. (Frannie)
「take credit for」~を自分の手柄にする
ポールは2年間やっていなかったと
言っているモニカの友達。
8: You gonna crash on the couch? (Monica)
「crash on」仮の寝床として眠る
落ち込んでいるロスに対して言うモニカ。
9: Back in high school, I had a major crush on you. (Ross)
「have a crush on」~に熱をあげる、~に首ったけである
高校時代にレイチェルのことを好きだったことを
告白するロス。
終わりに
今回はフレンズでイディオムを学んでみた。
フレンズはシーズン10まで放送された伝説のコメディ
といっても過言ではない。
どのエピソードを見てもおもしろい。
これからもこのカテゴリーで取り上げていきたい。
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(1)今回の記事:フレンズでイディオム
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