日曜日の夜。
女は英語の勉強をしている。
女:はあ、明日から月曜日、憂鬱だなあ。日本で就職して毎日変わらないこの現実。なんとかならないかな。海外に行くために英語の勉強始めたけど、特に文法が難しくってくじけそう。
神様:そうでもないぞい。
女:きゃああああ!変質者!
神様:わしは神様じゃ。
女:警察、警察!
神様:英語教えてやろうか?
女:え?
神様:天使のやつが忙しくてのう、わしが直々に助けてやろうと思っての。
女:そんなことよりも、本当に神様なら、何か証拠見せてよ!
(神様、消えたり現れたりする)
女:わ!
神様:信じてくれたかい?
女:(なんだかよく分からないけど、なんでもいいわ)神様が英語教えてくれるの?
神様:そうじゃ。ふむふむ、可算名詞と不可算名詞か、よいぞ。教えてやろう。
目次
1:原則
2:例外
3:複数形のみ
4:イレギュラーな形
5:終わりに
1:原則
神様:まずは複数形の原則を見ていくぞい。
①単に「s」をつけるだけ:apples, dogs, carsなど
②「子音+y」で終わる単語は「yをiに変えてes」:countries, babies, partiesなど
③「母音+y」で終わる単語はそのまま「s」をつける:boys, keys, waysなど
④「ss」「s」「x」「ch」「sh」で終わる単語は「es」:buses, boxesなど
⑤「fe」で終わる単語は「f」を「v」に変えて「s」をつける:knives, lives, wivesなど
⑥「f」で終わる単語は「f」を「v」に変えて「es」をつける:halves, leaves, thieves, loavesなど
女:けっこういろいろあるんですね。
神様:そうなのじゃ。ルールはあるのじゃが、はっきり言って覚えんでもええじゃろう。
女:ええ?じゃあどうすればいいんですか?
神様:ここに挙げた単語の中でも、太字の単語を覚えておけば応用が効くはずじゃ。
女:なるほど。「countries」「babies」「parties」「knives」「lives」「wives」「halves」「leaves」「thieves」「loaves」ですね。
2:例外
神様:以上は原則を述べてきたがここでは例外の代表的な単語を教えておこう。
女:やはり例外ってテストに出やすそうですもんね。
神様:そうじゃ、テストを作る人間からしたら例外を出したいものじゃ。
(例外や間違いやすい単語)
potatoes, tomatoes, safes, roofs, beliefs
女:あら、これだけなんですか?
神様:そうじゃ。たったこれだけじゃから安心して覚えておきなさい。
3:複数形のみ
神様:単語の中には複数形のみのカタチで表されるものもあるぞい。
女:また単語だけ教えてくれませんか?
神様:基本的に二つで一つのものを構成するような単語じゃ。
(複数形で表される単語)
pants, jeans, glasses, savings, stairsなど。
4:イレギュラーな形
神様:今までは単に「s」をつけるものを説明してきたがそれ以外のものもあるんじゃ。
女:ほう。
神様:下に紹介しよう。
「man」が「men」
「child」が「children」
「tooth」が「teeth」
「foot」が「feet」
「mouse」が「mice」など
5:終わりに
神様:以上今回は「単数形・複数形」についてみてきたが、ルールはあんまり考えんでええんじゃ。基本的には複数形には「s」がついてそこに少し例外的な単語を少し覚えておけばよい。
女:たしかに、ネイティブスピーカーたちもまずは原則を覚えてそれから例外的な単語に出会いながら覚えてきたんですもんね。別にルールを覚えたわけじゃないわけか。
神様:そうじゃ。
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(2)可算・不可算
(1)今回の記事:単数形と複数形
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