
ドラクエの武器をいろいろ英語で調べていると気が付いたことがある。
同じような武器であっても違った表現だったりするのだ。
例えば「つえ」は「rod」であったり「staff」であったり「wand」であったり、いろいろな言い方がある。
これらの似た単語を学びつつ英語を勉強してみよう。
神様:確かに日本の武器の名前だと「〇〇のつえ」だけなのにのう。
Pesoo:そうですよね。ですから今回は大きくグループ分けしてその中で似た単語の違いについて調べてみましょう。
目次
1:ハンマー系
2:ナイフ系
3:槍系
4:つえ系
5:ソード系
6:終わりに

1:ハンマー系
ハンマー系の武器だと「こんぼう」と「大金づち」を比較してみる。
英語で言うと「Oaken Club」と「Sledgehammer」となる。
英英辞書で調べてみると
club: A stout heavy stick, usually thicker at one end. こんぼう
hammer: かなづち、ハンマー
神様:この二つの違いは特に問題なさそうじゃの。
2:ナイフ系
ナイフ系の武器だと「ブロンズナイフ」「アサシンダガー」「こおりのやいば」を比較してみる。
英語で言うと「Bronze Knife」「Assassin’s Dagger」「Icicle Dirk」となる。
英英辞書で調べてみると、
knife: A cutting instrument consisting of a sharp blade attached to a handle.
dagger: A short pointed weapon with sharp edges.
上の違いから見ると「knife」は道具であるのに対して「dagger」は武器に特化したものであるらしい。
そして「dirk」は「dagger」の一種である。特にスコットランドで使われていたものらしい。
3:槍系
槍系の武器だと「ホーリーランス」「デーモンスピア」「グラコスの槍」を比較してみる。
英語で言うと「Holy Lance」「Demon Spear」「Gracos’s Trident」となる。
英英辞書で調べてみると、
lance: A thrusting weapon with a long wooden shaft and a sharp metal head.
spear: A weapon consisting of a long shaft with a sharply pointed end.
trident: A long three-pronged weapon.
上の定義を見てみると「lance」と「spear」にはそこまでの違いはないようである。
歴史的、文化的、戦略的見地からそれぞれ言い方が言わるようである。
「trident」に関しては先が三つに分かれた槍である。
4:つえ系
つえ系だと「かしのつえ」「ドラゴンロッド」
英語で言うと「Oaken Staff」「Dragon Rod」である。
staff: a pole or stick.
rod: A thin straight piece or bar of material.
どちらも基本的には棒の部分を指すようである。
ただ「staff」の方が鈍器として殴る武器としての意味がある。
5:ソード系
「銅の剣」と「ハヤブサの剣」を考えてみよう。
英語で言うと「Copper Sword」「Falcon Blade」である。
sword: A thrusting weapon with a log sharp-pointed blade.
blade: The flat cutting part of a sharpened weapon or tool.
辞書の定義だと「sword」が剣そのものを指しているのに対して「blade」は刀身を指している。
6:終わりに
今回は武器の名前を取り上げてきたが歴史、文化、戦術、用途
などによってもいろいろと変わってくるのだと思う。
神様:似た意味の単語と言うのは頭の中でこんがらがるよのう。
Pesoo:そうですよね。
神様:こんな風に取り上げて違いを調べておくと少しは整理されるわい。
Pesoo:ありがとうございます。
ドラクエ3の他の記事へのリンク
(6)ドラクエの道具を英語で
(5)今回の記事:ドラクエで学ぶ武器の違い
コメント