Lはベロをつける。Rはベロをつけない。
LとRは特に日本人英語学習者が間違えやすいポイントである。
スペルを迷うこともあるが、特に発音に関しては英語学習初期の段階からしっかり区別して発音をするようにした方がよい。
何となく流して単語などを覚えていると身につかないからである。
LとRを意識して勉強していると、すぐに慣れてくる。
今日はそんなLとRの違いについて話してみる。
良く知られているのが「Right」と「Light」の違いだ。
「右」と伝えたいのに「明かり」と聞こえてしまうかもしれない。
状況においてはおそらくネイティブスピーカーは間違いを理解してくれることも多いだろう。
例えば「Turn right」と言いたいところを「Turn light」と言ってしまうと、
もしかしたら「明かりをつけて」と聞こえてしまうかもしれない。
次の例は「Lock」と「Rock」だ。
「Lock the door」(戸締りしてね)と言うところを、「Rock the door」(ドアを揺らしてね)と言ってしまうと、何のことだか分からない。
次は「Grass」と「Glass」の違いだ。
「grass」は(草)で「Glass」は(ガラス)である。
ちなみに(メガネ)は二つレンズがあるので「glasses」となる。
次は「rice」と「lice」の違いだ。
「rice」(米)と「lice」(しらみの複数形)の違いになってしまう。
ほかにもたくさん例はある。
「crown」(王冠)と「clown」(ピエロ)
「glow」(白く輝く)と「grow」(成長する)
ちなみに(カラス)は「crow」である。
以上が「L」と「R」の違いの例である。
普段からLとRは意識して学んでおこう。
オーストラリアにいた時の話だが、ある日本人が「I like lice.」(しらみが好きです)と言っていたのを聞いて、驚いていたオーストラリア人がいたのを覚えている。
文化も全く違うので、もしかしいたらそのオーストラリア人はそのことを信じていたかもしれない。
上の例は笑い話で済むが、危険な状況などで、例えば「右に曲がれ!」と言ったのに、明かりをつけられたら大変だ。
普段から意識していればすぐに慣れるので絶対に身につくから大丈夫。
今回はこのくらいで終わりにしよう。
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(1)今回の記事:LとR
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