英語の勉強に大事なのはバランスである。
バランスとは文法、語彙力、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングのことである。
中学校、高校で英語を六年間も勉強したのに英語が話せないと言う人は、スピーキングの練習が足りないだけなのである。
確かに中学・高校の英語授業の内容だと、文法とリーディングに偏りがちである。
受験勉強とかもあるので仕方ないと思う。
逆に言うと日本の英語教育のおかげでスピーキングの基本となる文法とリーディングがしっかりできているのだ。
あとはスピーキングの練習をすればいいだけなのである。
スピーキングの練習もレベルと目的によってさまざまであるが、中でもおすすめが音読である。
音読によって話す筋肉が鍛えられるし、正しい文で練習できるからである。
野球で例えるとバットの素振りみたいなものだろうか。
そして音読に使う教材は、本屋に行けばいくらでも売っている。
しかしその中でも俺のおすすめは子供用の英語の絵本なのである。
なぜ絵本がいいのかというと、それは子供が言語を習得するのに自然な方法が英語だからである。
絵本には基本の単語で構成された文がたくさん載っている。
人間が言語を習得する自然な方法なのである。
さらに絵本は子供が興味を持つようにおもしろく書かれている。
大人が読んでもおもしろいと思う。
おれは海外育ちでも何でもなく、日本で英語を勉強した。
そして独自の英語勉強方法で英検1級まで受かることができた。
その中でもこの絵本音読練習方法は効果的だったと思う。
英検1級は難しい単語ばかり勉強するが、そんな時に英語の絵本を読んでみて簡単な単語ばかりだが、そうかこんな単語の使い方をするのかー、などと目からうろこが落ちる思いで読んでいた。
こうして基本単語の感覚を磨くことができるのだと思う。
やり方は簡単だ。ただ英語の絵本を買ってそれを音読するだけだ。
簡単な内容だから、読みながらでも意味は頭に入ってくると思う。
絵本はいろいろある。
ディズニーから、日本昔話の英語版もあるし、Curious Georgeとかもおもしろかった。
本屋で見つけられなかったら、アマゾンでオーダーすることもできる。
今の世の中何でもありだ。
英語の勉強にはバランスと継続が大事なので、楽しんで毎日5分でいいので続けるのが大事である。
音読することで、スピーキング、文法、単語、リーディングを、一緒に練習することができるから効率が良いと思う。
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