【セリフの英語】
ハロウィーンパーティで若者たちがコスプレをして、真ん中のボトルを回す「スピン・ザ・ボトル(キスする相手を決めるゲーム)」をしている。
女の子は、実際のビル・クリントン本人を「ビル・クリントンのコスプレをした人」だと思っている。
■ Teenager:
“Okay, your turn to spin the bottle, a guy dressed like Bill Clinton.”
dressed like ~:〜の格好をした
女の子は本物だと気づかず、「ビル・クリントンのコスプレをしてる人」と思って声をかけている。
■ Bill Clinton:
“Oh, yeah… dressed like…”
本人なので、「コスプレじゃなくて本物なんだけど…」という気づかれないことへの困惑をぼそっと言っている。
■(ビルがボトルを回し、その女の子を指す)
He says:
“All right!
Let’s go make some white water! ”
“Let’s go make some white water!” のジョークの解説
① “whitewater” は「急流」=本来は川の泡のような白い水
通常の意味:
whitewater:急流、激しい川の流れ
to make whitewater:普通の英語にはあまりない言い方だが、比喩的に「激しいことをしよう」的なニュアンスに聞こえる
② しかしこれは “Whitewater scandal” のダブルミーニング
ビル・クリントンと言えば…
👉 Whitewater scandal(ホワイトウォーター事件)
1990年代に起きた、クリントン夫妻が関わった不動産スキャンダル。
つまり、
white water = ホワイトウォーター事件 のことを指す。
③ それを「性的な意味」に転化した下ネタ
ビル・クリントンは有名な女性スキャンダル(不倫・セクハラ)で知られているため、
“Let’s go make some white water!” は
➡ 「ホワイトウォーター事件を起こそうぜ!」(政治スキャンダル)
➡ 「激しいこと(性的な行為)をしに行こうぜ!」(下ネタ)
という 二重の意味のジョーク。
ファミリーガイらしいブラックユーモア。
シークレットサービスのオチ
ビルが女の子と部屋に入ると、
シークレットサービスがドアの前に立ってガードする。
つまり —
「ビル・クリントン本人だった」
「しかも女の子と何かしようとしている」
というブラックジョークを強調する演出。
