【セリフの英語】
(Familyで別の街までお出かけ。車から降りて軽食を食べに店に入る。)
Peter:
One of the perks of a cross-country trip is stopping for a meal and meeting the friendly folks who make up the heart and soul of our country.
「アメリカ横断旅行の楽しみのひとつは、食事のために立ち寄って、この国の“心と魂”を作っているフレンドリーな人たちと出会うことなんだよな。」
(店に入って、店員に話しかけるPeter)
Peter:
Hello, we’re from the Northeast.
「こんにちは。僕たち、北東部から来たんです。」
(店にいた客が一斉にピーターの方を振り向く。全員が “Make America Great Again” の赤い帽子をかぶったトランプ支持者。全員がピーターたちをにらみつける。)
(Peterは店員に小声で話しかける)
Peter:
Okay, then, we’ll do fifty five pancakes to go.
「じゃあ、パンケーキ55枚、持ち帰りで。」
(パンケーキを買って外に出る一行。外にも全員 “Make America Great Again” の赤い帽子をかぶったトランプ支持者。全員がにらみつけている。)
(家族は車に乗り込み、急いで逃げる。)
ジョークの解説
このシーンの笑いは、アメリカの政治的分断(red state vs blue state)をネタにした風刺。
●「Northeast(北東部)」の意味
アメリカの北東部(ニューヨーク、マサチューセッツなど)は、一般的にリベラル(民主党支持が多い)反トランプ傾向とされる地域。
つまりピーターが
“We’re from the Northeast.”
と言った瞬間、
👉 「こいつらはリベラルだ」
👉 「トランプ支持者ではない」
と見なされた、という設定。
●“Make America Great Again” の帽子
これはもちろん、
Donald Trump の選挙スローガン。
赤いMAGA帽子はトランプ支持の象徴、保守派の象徴、文化戦争のアイコンになっている。
この店は完全に「トランプ支持者だらけの町」という誇張表現。
●「friendly folks」からの急転
ピーターの最初のセリフ:
「この国の心と魂を作るフレンドリーな人々」
これはアメリカの“素朴で温かい地方の人々”という理想像。
しかし実際は:
👀 全員が無言でにらみつける
👀 圧倒的な政治的同質性
👀 露骨な敵意
理想と現実の落差が笑いになっている。
●このジョークの本質
これはトランプ支持者を笑っているというよりも
アメリカの政治的分断そのものを笑っているジョーク。
「同じ国なのに、地域によってまるで敵国のようになる」という現象を極端に描いている。
